整体療法院 同仁広大
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各種症状の概念と治療法
乾燥肌
乾燥肌は、皮膚の保湿機能が衰えることが原因。皮膚には、脾気と肺気、つまり「気」も関係していると考える。

1.血虚

脾気が衰えると、脾の運化作用が低下して、血を生成することが出来ず血虚を生じる。血虚が長引けば、体を潤す津液の不足が生じて肌が乾燥します。

【弁証】
乾燥肌、眩暈、頭痛、生理不順、食欲不振、下痢
【治療原則】
健脾養血
2. 気虚

気虚の特徴として、血と津液を推し進める推動作用が低下し、正常に全身に津液を分布させる働きが低下する。そのため、津液を肌に巡らすことが出来なくなる。その場合、水を飲んでも、皮膚の乾燥は改善されない。

【弁証】
咳。喘息。だるい。運動すると疲れる。
【治療原則】
清燥潤肺
3. 陰虚

血と津液は「陰」に属する。従って「陰虚」「陰血不足」が乾燥肌の原因となる。全身の「陰」の根源は腎陰。従って腎陰虚になれば皮膚の乾燥が起きる。

【弁証】
五心煩熱。煩燥易怒。腰痛。閉経。
【治療原則】
滋陰補腎
アドバイス

皮膚を外側から治療しても、決して乾燥肌は改善しないことは漢方理論では明らかである。体質を変化させていくために、それぞれの症状に合わせた食生活をすること


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