整体療法院 同仁広大
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各種症状の概念と治療法
子宮筋腫
子宮筋腫の半数以上が無症候性です。子宮筋腫は悪性化はしないが、稀に筋腫か腫瘍か判断し辛い場合がある。
粘膜下筋腫の場合は不正性器出血や月経困難症、不妊症の原因となることがある。性器出血の結果、貧血になったり、筋腫が巨大になると筋腫分娩が起こることもある。筋腫によっては周辺臓器を圧迫して症状が生じることがある。尿管、膀胱、直腸、腰仙骨神経叢などを圧迫することで、水腎症、排尿障害、便秘、腰痛を起こすこともある。

1.お血内阻

気血が子宮とその周りの組織に集まってくる生理開始ころに、気の流れが阻害され痛みもあります。時には気滞化火して熱が発生するために生理前や生理時に熱感が出ます。

【弁証】
下腹部が脹痛あるいは、刺痛があり胸が悶々と苦しくなります。月経血には、紫暗で血塊が混じるようになります。
【治療原則】
理気活血
2. 血熱

陽が盛んな体質・辛い食事を好む人・ストレスで肝鬱化火しているような人は、血熱になりやすい。生理開始前後は、肝気が旺盛になり、生理があると血熱化火して発熱するようになります。熱が経血を化熱させ熱迫妄行させるために生理周期が短縮し月経過多になります。

【弁証】
口が渇き、飲み物を欲しがり、いらいらして怒りやすくなる。小便短赤。
【治療原則】
清熱涼血
3. 寒凝

寒邪が子宮に停滞し、様々な流れが阻害されて発生します。下腹部冷えて痛み、温まると寛解する

【弁証】
月経暗色、血塊、顔面蒼白または悪心、嘔吐清水、軟便、舌痰暗、苔白
【治療原則】
温化寒湿、活血化お
4. 肝鬱気滞

ストレスや過労から肝の疏泄作用が低下して発生ます。

【弁証】
ため息をよくつく、いらいらして怒りやすい。脇腹などの張った感じがする。進行して肝気犯脾胃が起これば食欲不振が生じゲップがよくでる。乳房や下腹部の張った痛みがある。生理不順、月経痛、舌の苔は多くは薄く白 脈象は弦
【治療原則】
疏肝理気
5. 気血不足

もともと気血両虚の人、疲労やストレスなどによって脾を傷つけた人、病後で十分に栄養がとれなっかたりなどで気血虚弱の体質であると、気血を失う生理時にいっそう気血が不足し陰虚火旺や気虚発熱を起こします。

【弁証】
しゃべりたがらない。疲れやすい。気虚の為に血をコントロールできませんので血が妄行し月経過多になり生理の色が淡。
【治療原則】
益気固表、養血和営

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