整体療法院 同仁広大
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整体療法流れ
中医整体療法の流れ
 
中医整体療法の流れを説明します
 
実際に中医学の診断と治療を受けてみたい。
脈診って、どこまで分かるの?
中医学の整体と普通の整体と何が違うの?
中国での治療ってどのようなことをするの?
と言う声が多かったので、中医整体療法の流れを説明します。

 









 
まずは、ご来店
 
 










ここで初めての方は、問診票をご記入いただきます。
問診票は、主訴だけでなく、結構細かいです。三因原則を重要視しますので、住所、職業なども聞くこともあります。
中国式で、施術しますので、服装はそのままの方も多いです。着替える方もありますがどちらでも。
施術の前に四診で、弁証論治をします。先ほど書いていただいた問診票、それから問診をしたり、音や臭いの聞診も行っています。望診に関しては、ご来店いただいた直後から実はこっそり始まっています。顔色はもちろん、形、歩き方、その他の仕草。全てが情報です。

 
 











そして、四診の一つである脈診も行います。脈診は、中国医学の特徴の一つです。これだけで身体の状態が全てわかります。あくまでも参考になどというレベルではありません。先ほどまで行った望診、問診、聞診でこれかなと推測できた体証との答え合わせだと思って下さい。考えられた体証と脈で見られる体証が一致すると弁証論治の完成です。もし違っているともう一度望診からやり直しです。
 
  時々中国では、医者のレベルをはかるために患者さんは、何も言わずに脈だけを見せることもあります。脈診のレベルは医者のレベルでもあります。
 
施術は首の後の風府と言うツボから始めます。基本的には松点揺動と言う施術を行います。柔らかくして、ツボを点して治療し、最後に揺り動かして終わりです。全ての手順に意味があります。だいたいの流れは基本セットのような感じで、同じにしています。が、施術自体は一人ひとり同じではないです。ここでも三因原則で考え、季節、天候、体調、体質、年齢、性別、病気の進捗、治療の始まる時間。いろいろ考慮して行います。基本セット自体は、時間治療を取り入れて組んでいます。時々は、患者さんによって子午流注法を取り入れて時間治療の配穴もします。

 
 








 
膀胱経の施術では、臓腑の背兪穴もあり、様々な内臓疾患、気血の病症、骨の病症。ありとあらゆる治療をここで行います。整体での治療時は、治療と診断は一対です。治療中も切診になっています。 

 
 









 
後ろ側の足での治療は、腎、膀胱と肝、胆の治療が出来ます。

 
 
 









 
頭部に行くと精神疾患、清熱、安神、五官などの治療に効果有りです。陽気の問題もこの時に治療します。

 
 









 
腹部は、主に内臓疾患。婦人科系にも効果があります。不妊症や月経痛、月経不順はこの時に治療します。

 
 









 
足に行くと胃と脾臓の治療が出来ます。足には肝、脾、腎のツボがありますので、治療する際にはよく配穴で使います。局部だけの治療では、完治はしません。膝の痛みをよく訴えられます。膝痛は簡単。舒筋活血で簡単に良くなります。膝の軟骨がすり減っていますと言われましたと言う患者さんもいらっしゃいます。時々それもありますが、多くは胃と脾臓の関連痛のようです。

 
 









 
最後に腕です。腕は、心、肺、心包、三焦の治療です。外感病にも使いますし、精神疾患にも使う場所です。

 
 









 
あとは、放松をして終わります。この時に必要であれば、転抜も行います。

 
 










これらの治療の時には、ツボのおし方を八法を使って圧し、どの順番で圧せばよいのか君臣佐使を考えて配穴します。ただ闇雲にツボをしても効果ゼロです。経絡や経筋を使った治療も同じで、弁証論治に基づいて補瀉を考えて治療します。このあたりがマッサージと違うところではないでしょうか。
 
施術のあとは、カウンセリングを行います。現状の体質と原因を詳しく説明し、生活養生のアドバイス。食事や運動の方法をお話しします。時に必要であれば、このあとに漢方をたいた足浴に入っていただくこともあります。また、原因が心からきている場合は中医こころ療法を受けることをおすすめします。

 
 











 
中医整体療法では、
整形外科の範疇の疾患では、肩こりや腰痛、膝の痛み、ヘルニアやぎっくり腰、寝違え。
内科の疾患でしたら、各臓腑の疾患、慢性疾患なども問題ないです。頭痛は診断材料に使うこともあり、お困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にお声かけください。あと、不眠症、リウマチやクローン病、潰瘍性大腸炎などは、脾臓の疾患として中国医学の方が良いかもしれません。これも中医整体療法での主治範囲です。
婦人科でしたら、不妊症、月経不順、月経痛、乳腺炎。
精神疾患も躁鬱をはじめ、もやもや、イライラも原因を見つけ改善します。
 
当院では、身体のケアに中医整体療法。そのオプションとして足浴療法を。心のケアに中医こころ療法をご用意しております。
整体療法で、重要なことは弁証論治。その原因を分かるまで四診を使って診断します。そのために三因原則を忘れずにすることが注意事項です。
ご自身の身体の悩みがあるときには、いつでもお越し下さい。楽しく中国医学を学びましょう。
 


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