中国医学で爪の事をお話ししますね。
中国医学の中では、爪は筋のあまりと言われています。
筋とは、身体を動かすことの出来る筋肉と同じです。
その筋は肝臓がつかさどります。
ということは、爪に何かの病理変化が現れていると言うことは、肝臓にも何かがある可能性があると言うことです。それを診断で調べていきます。
また、逆に言うと肝臓を強くしていくと爪にも良い影響が出るということです。治療はこの方向で考えます。
肝臓は、蔵血作用と疏泄作用があります。
蔵血作用は血を肝臓で貯える働きです。貯えている血の量が少なくなると末端から血液の循環不良になります。健康で強い自爪を目指すのならば、肝臓の血を貯える量を増やしましょう。クコの実とか黒キクラゲなどはいいです。
疏泄作用は、いろいろな物を流します。血液、食べた物、感情。これらが流れにくい状態を解決していかなくてはなりません。
血行をよくしたりすると治療になります。薔薇とかシイタケ、サフランなどはいいでしょう。もちろん運動やお風呂もいいですよ。マッサージも爪の周囲と上をおせばいいと思います。
あと、イライラするストレスもよくありません。イライラのストレスは肝斑の原因にもなりますよ〜。
内臓を改善して、自然に元気になりましょう。