はい、その通りです。
中国医学では、身体と心とはセットで考えます。
身体には五臓六腑があります。特にその中の心を精神疾患ではよく考えます。
心は、“しん”だけでなく、“こころ”とも読みます。
五臓六腑には、心だけでなく肝、脾、肺、腎があります。
この中で、心は喜ぶという感情をつかさどり、
肝臓は怒る、脾臓は思う、腎臓は恐れる、肺は悲をつかさどります。
肝臓は疲れとも関係があり、肝臓が疲れてくるとイライラしたり、逆にイライラが多いと肝臓を損傷したりします。他の臓器も一緒です。
それぞれの内臓が弱くなっても、それらの感情がコントロールできなくなったり
それらの感情が、ストレスとして多すぎても内臓がやられます。
この中で心が、全体的な精神面を統括しています。
心と身体のセルフコントロールを行うには、やはり日々の養生が大切です。
規則正しい生活はもちろんです。
ここで、ワンポイントアドバイスとしてあげるなら、心はすべての内臓の長!
ここを強くすることで、ストレスに負けない精神を作ることも出来ます。
そのためには、笑うこと
楽しいことを日々身体に与えてあげれば、心臓も強くなって、精神面も強化されます。
その他には、適度な運動で、心臓を鍛えてあげること。これもこころを強くしてくれます。