中国医学での不眠は、色々治療法がありますよ。
まず、不眠症は、
寝付けないという入眠困難
途中で目が開いてしまう眠りが浅いもの
全く眠れないもの
があります。
中学医学の理論では、人の睡眠とは心との関係が深いとされています。
人は寝ると血は肝臓に帰ると言われます。そして、血をつかさどっているのは心です。もし、心が弱くて血の流れが悪く、肝臓に血が帰れないと眠れません。
さらに、熱も影響します。
熱が身体にはいると血を動かします。血が活発に動いていると目が覚醒され眠れません。
あわせて考えると、心が安定して、熱を身体にこもらせないようにすると良い睡眠が得られます。
中国医学の専門の言葉で言うと快眠を得るためには、心神安定と神守舎が重要と言うことです。
この二つを得るための条件としては、心の陰陽を安定させること。その安定のために親である木すなわち肝と相剋関係にある腎の働きも重要だということです。
とりあえず、眠りが良くない方は、血行をよくすること。脈が速い方は安定させること。血行不良だろうなぁと思う方は、寝る前にお風呂に入り、血行をよくすること。
熱がこもっている方は、寝る前に頭を冷やし熱を取って寝ると寝やすいと思います。